音の単元がけっこう面白いかもしれない。
先週から、音の単元に入った。
第1時
・音についてのイメージマップ作成
これはあんまりイメージが広がっていなかった印象だった。音楽、高い音、低い音、大きい音、小さい音、おんぷ、メロディ、などなど。まあこの時点で、音の構成要素(高低、大小、音色)が出ているのはすごいなと思う。
・質問づくり
「音は〇〇か。」というのからたくさん書き出した。これとイメージマップが質問の焦点となっているのかな。今回は、1人で出した後に、全体で発表し、その中からグループで問いベスト3(樋口万太郎先生の問いの本を参考に)を決めた。それぞれのグループで決めたものを前に共有した。これがなかなか面白い質問がいくつも出て、わくわくした。
以下出てきた質問である。◎は問いベスト3で選んだグループの多かった問い。
◎音はどうすればでるか。
音はだれがつくっているか。
音はなぜちがうか。
声も音の一部か。
◎音はなぜ高い音低い音があるのか。
音はなぜ大きさをかえられるのか。
◎音は何mまでとどくのか。
音はどうやって発明されたのか。
音はたたくものが同じでもちがう音が出るのかはなぜか。
音はどうしてひびくのか。
音はどうしてかすれるのか。
雷の音はどうやって出るのか。
おならの音はどうやって出るのか。
音はどのようなしくみになっているのか。
◎音はしんどうがあるのか。
そのまま続きで第2時をした。
問いベスト3の中で最も多かった「音はどうすれば出るのか」について予想、実験計画をたててから、音楽室で、トライアングル、シンバル、ティンパニー、大太鼓、中太鼓、小太鼓、鉄琴、木琴を使ってたしかめにいった。
どうやら、めっちゃ揺れてる、振動してるということに気付いて、楽器を下から見たり、横から覗いてみたり、耳を近づけたり、五感をフルに活用していた。ここで、タイムアップ。メモをとりながら活動している子がちらほら。あんまり書くことが好きでない子も楽器が変わるごとにメモを取っていた。
これらの体験をどう言語しているのか次の時間が楽しみであるとともに、それを共有してから終わりたかった。
さて、ここから、たくさんの問いをそれぞれのグループでたしかめる時間をとろうと思っている。
ワークシートにそれぞれのグループで選んだ問い、予想、実験計画を書く。そこで、ぼくはチェックして、必要なものなどを相談する。あとは、またグループにもどって、観察・実験、結果、考察、まとめをする。時間がきたらそれはそれで次時に持ち越して、全体の場で現状報告・振り返り。次時のはじめに、今日やることをグループで相談して、全体で少し共有してからまた活動に入っていく。最終的には、グループで発表しても面白いかな。そこまで時間を取れるか。
ここまでの構想でどこまでいけるかな。