初任を目前に控えて

    明日からやっと初任者となる!!!待ちに待ったこの時!染み付いた学生気分を拭い去って、少しずつ社会人として、教師として責任を果たさなくちゃならない。お金をもらって授業すること・教育することの重みをひしひしと感じている。おそらく来年度は、「ありがとう」「ごめんなさい」をたくさん言う1年になる。周りの方に助けていただきながら過ごすことだろう。そんな中でも、自分でできることはコツコツと、できないことはできないと開き直って、できる努力をしてやっていきたい。

 と、ここまでは例年の初任者であればの話。それに加えて、今年は、新型コロナへの対応がある。そもそも4月1,2週目くらいから子どもたちは教室へ来られるのか。来たとしても時差通学・マスク着用などの影響で全員そろってそれぞれの表情を見て、話をすることが難しいんじゃないか。ほんとに窮屈さや不安を感じている子どもが多いように思う。そのようなストレスを解消してあげたい。休校期間と春休みと長い家庭生活を終えて、子どもたちはどんな気持ちで学校に来るのかな。友だちに会えて嬉しいと感じる子、久しぶりに早起きでぼんやりしている子、いろいろな感情を込めて学校に来るのだろう。とにかくじっくりと学校生活に馴染めるようにしてあげたいなあ。かく言うぼくが1番学校生活に慣れる必要があるけれど。

 さらに、前年度の未履修、学習指導要領の実施(外国語活動・外国語科、プログラミング教育)などなど、初任校にいる先輩方もおそらくバタバタしているんじゃないかと予想される4月。このような中で、事前にそれに対する研修もなく(現場の先生方は手一杯で仕方のないことだけど)、学校現場へと放り出される不安感は拭えない。だからこそ周りの方に助けていただき、なんとかこの1年を子どもたちと実りあるものにしたい。

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